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◆ 我が家の愛犬ケンケンの想い出



この写真は、2009年2月に自宅で撮影しました。
ご飯を食べたあとは、満足気でリラックスして、こんな感じでした。
当時12歳でしたが、毛並みもキレイでふさふさでした。


ケンケンが死んでしまった2日前に、病院で点滴を受けました。
10日以上、何も食べていなかったので、衰弱して体力がなくなっていました。

でも、点滴を受けたケンケンは、すこし元気を取り戻したようでした。
ゆっくりですが、歩く速度が早くなったようでした。

点滴で楽になったのは、たった1日だけでした。
2日後には、もう息をしてくれなくなってしまいました。

1週間前。
1週間前の今頃の時間は、まだ家の中にケンケンはいました。
いつもの場所のケンケンの寝床で眠っていました。

私と妻は、点滴が効いていると信じていて、安心していたのですが、
でも、もしかしたら、ケンケンはとっても辛かったのかもしれません。

今、いつもの場所のケンケンの寝床に、ケンケンはいません・・・
私たちのベッドの横に、ケンケンの寝床があります。
夜中に、ふと目が覚めて横を見ると、ケンケンが寝ている姿を何度見たことか・・・


でも、もうケンケンはいません・・・
当たり前のようにケンケンがいてくれたこと。
ケンケンがいることが普通だった日常の暮らし。

当たり前だった日常から、ケンケンがいなくなってしまっただけで、
空気も景色もぜんぜん違って見えます。

14年3ヶ月。
ケンケンと一緒に暮らした日々は、あまりにも幸せで
あまりにも楽しくて、そんな日が繰り返し繰り返し続いていました。

ずっとずっと当たり前だった暮らしが、突然変わってしまいました。

過去には戻れないということは分かっているのですが・・・
でも、あの頃の生活が愛しくて、懐かしくて。

私たちの日常の生活の中に、ずっと一緒にいてくれたケンケン。

クリスマス頃から、大好きなご飯も食べられなくなって、
きっと苦しかったと思います。
きっと辛かったと思います。

それなのに、

「がんばれ!ケンケン!」
「元気になれるよ!ケンケン!」

って、言い過ぎたね。

ケンケンは、いつも私たちの期待に応えてくれたし、
言いつけや約束は必ず守ってくれていたよね。

「がんばれ!がんばれ!」 って言うものだから、
ケンケンは、がんばらなきゃ!と思ったんだろうね。

もう、がんばれない体だったのに、無理させちゃったね。
ごめんね、ケンケン。


ケンケン、もうゆっくり休んでいいんだよ。




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